ニートが就職できない理由 [社会]
ヤフーのニュースに載っていましたが、ニートが就職できない構造的な理由ってかなり厳しいですね。
簡単に説明すると、厚生労働省が若者向けの就職支援サポートとして「地域若者サポートステーション事業(サポステ)」というのを全国に設置している。
その運営自体はNPOなんかが行っていて、運営費は税金で賄われています。
そこに就職できないニートの人たちを集めて、職業訓練とかキャリアカウンセルとか、職場体験などをさせて実際の就業に繋げさせるのが狙い。
まぁ、ヤフーのニュースになるくらいですから、上手くいっていないのは容易に想像が付きますね。
まず、実績が乏しい。
厚労省が集計した2012年4月から8月までの実績では、登録者数2万5463人のうち、非正規を含めて、就職が決まったのは4872人で約19%。正社員だけに絞れば、1330人で約5%。
少な!
正社員で5%ですよ。
なんでこんなに少ないのか。
基本的にサポステ内の職業訓練では、訓練者に様々な職業訓練を施します。
基本的なマナーや、言葉遣い、コミュニケーションの取り方なんかを学んでいきます。
その訓練を通していくにつれて、そこで自信が付くんですよね。
「今までダメだったけど、なんとか出来そう」とか、ニートだった自分とは違う何かを得られたような感じになるんです。
これは非常に良いことですよね。
で、訓練が終わって、いざハローワークに履歴書書いて持っていきます。
ここでまた自信を失うんですね。
結局、書類選考で落とされるんです。
理由?
職歴無し、ニートでした、職業訓練を受けただけ。
・・・
そしてまた自信を失って、彼らはまた元通りになってしまう。
そもそも、ハローワークは「元々何かの仕事をしていたけど、何らかの理由で失職したから別の仕事を探したい人向けの機関」という位置づけなんです。
つまり、そこに求人を出す企業も、ある程度職歴がある人を採用するためにハローワークを利用しているので、ニートなどのブランクがある若者をわざわざ採用する可能性は無いのです。
それに、先ほどのサポステも、訓練やカウンセリングは施してくれますが、そこで訓練を受けた若者に直接仕事を斡旋できない決まりになっているのです。
大人達は口ぐちに言います。
「甘いんだ」「自衛隊にでも入隊させればいい」と。
僕はこう言いたい。
就職に関しては、甘かったのはあなた達の時代では?
Tweet
簡単に説明すると、厚生労働省が若者向けの就職支援サポートとして「地域若者サポートステーション事業(サポステ)」というのを全国に設置している。
その運営自体はNPOなんかが行っていて、運営費は税金で賄われています。
そこに就職できないニートの人たちを集めて、職業訓練とかキャリアカウンセルとか、職場体験などをさせて実際の就業に繋げさせるのが狙い。
まぁ、ヤフーのニュースになるくらいですから、上手くいっていないのは容易に想像が付きますね。
まず、実績が乏しい。
厚労省が集計した2012年4月から8月までの実績では、登録者数2万5463人のうち、非正規を含めて、就職が決まったのは4872人で約19%。正社員だけに絞れば、1330人で約5%。
少な!
正社員で5%ですよ。
なんでこんなに少ないのか。
基本的にサポステ内の職業訓練では、訓練者に様々な職業訓練を施します。
基本的なマナーや、言葉遣い、コミュニケーションの取り方なんかを学んでいきます。
その訓練を通していくにつれて、そこで自信が付くんですよね。
「今までダメだったけど、なんとか出来そう」とか、ニートだった自分とは違う何かを得られたような感じになるんです。
これは非常に良いことですよね。
で、訓練が終わって、いざハローワークに履歴書書いて持っていきます。
ここでまた自信を失うんですね。
結局、書類選考で落とされるんです。
理由?
職歴無し、ニートでした、職業訓練を受けただけ。
・・・
そしてまた自信を失って、彼らはまた元通りになってしまう。
そもそも、ハローワークは「元々何かの仕事をしていたけど、何らかの理由で失職したから別の仕事を探したい人向けの機関」という位置づけなんです。
つまり、そこに求人を出す企業も、ある程度職歴がある人を採用するためにハローワークを利用しているので、ニートなどのブランクがある若者をわざわざ採用する可能性は無いのです。
それに、先ほどのサポステも、訓練やカウンセリングは施してくれますが、そこで訓練を受けた若者に直接仕事を斡旋できない決まりになっているのです。
大人達は口ぐちに言います。
「甘いんだ」「自衛隊にでも入隊させればいい」と。
僕はこう言いたい。
就職に関しては、甘かったのはあなた達の時代では?
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