正社員前提の派遣に助成金がでる！詐欺などの問題点も？

派遣社員として一定期間働いた後、
正社員になれる「紹介予定派遣」
に、政府は２０１４年度から
助成金を出す方針だそうです。

高校や大学などを卒業しても就職
できない若者が増えていますよね。

しかも、１回道を逸れると新たな
就職先を見つけるのに大変な苦労
を伴うようです。

それを考えると、就職先のなかった
彼らが、非正規雇用やバイトなど
から抜け出せるようになる良い
制度が出来たと思う反面、やはり
問題点もあるのでしょう。


制度の仕組みは、紹介予定派遣を
通じて正社員に登用された場合、
派遣企業に成功報酬などを支払う
というもの。

まず、政府が紹介予定派遣企業と
委託契約を交わします。

紹介予定派遣企業は、登録した若者に
社会人マナーやパソコンの使い方など
の基礎研修を行い、派遣先を紹介。

派遣期間は最長６か月。
その間も個別相談などを行って、
正社員になれるように支援する。

基礎研修にかかる経費などの一部は
政府が負担するほか、正社員に登用
された場合には派遣企業に１人あたり
１０万円程度を成功報酬として支払う。

大まかな中身はこんな感じです。



今回はこの制度について色々考察
してみたいと思います。

こういう制度自体は凄くいいんだけど、
やはり悪用される可能性あるなぁ。

いわゆるブラック企業とかなら、
正社員登用後に辞めさせるように
仕向けて、助成金だけ掻っさらう
だろうね。助成金詐欺。

期間内に就職できない人も当然
出てくるだろうし。

本人の努力が足りないと言われれば
それまでだけど、派遣先の企業が
制度を悪用しない企業じゃないと
どっちに問題があるか分からなく
なってしまいそう。

厚労省の調査で出たでしょ？
調査した８割の企業で法令違反
があったって。


もうテンプレートになってそう。

制度を利用して派遣になる
↓
正社員になった！
↓
時間外労働やパワハラ
↓
病気
↓
退職


こうならないためのホットラインも
設置してあげたらいいと思う。

甘やかすな！と言われそうだけど、
死なれるよりはマシ。

生きてりゃなんとかなるから。

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タグ：正社員 派遣 助成金 詐欺 問題点